現代では、Webサイトや予約管理ツールなど、無料で利用できるツールが多数存在しており、集客に役立てることができます。
記事では、手間のかからないもののうち、特に重要なものを厳選して紹介しています。
具体的には、SNS、店舗紹介ポスター、Webサイトの3つです。
これらの取り組みは、開業前に必ず行うべきものであり、集客につながる重要な役割を果たします。

sereaiと申します。Web業界で18年間の経験があります。以前はオンラインショップを運営しており、様々なツールを使って集客や売上アップに努めていました。この経験を活かし、飲食店の開業時に役立つ情報をお届けします。ぜひ、お店の運営に役立てていただければ幸いです。
開店前にお客様が知りたいこととは?
開店前にお客さまが知りたい情報は何かご存知ですか?
- どんな店ができる?(カフェ?居酒屋?)
- いつオープンするの?
- イベントはあるの?
- SNSやサイトで店舗情報公開されてる?
(友達に教えたい)
上記は、客側が知りたい情報のごく一部ですが、このような内容をクリアにしていくと集客に繋がります。
集客とは、お客さまを惹きつける施策と思われるかもしれません。ですが、まずお客さまの不安や知りたいことをクリアにすることが基本です。
お客さまへのマインドセット:開業前には潜在的なお客さまを確認しよう
お店を開く前から、近隣に住んでいる人たちはどんなお店ができるのか、ワクワクしながら待っていることが多いです。
そのため、開業前から集客に力を入れたいと思われるかもしれませんが、どのような集客方法を取ればよいのかは迷うことが多いでしょう。
そこで、開業前には潜在的なお客さまを把握することが重要です。
ご自身の店舗に来てくださる可能性が高い人たちを確認し、その人たちにどのような集客方法が効果的なのかを考えることができます。
そうすることで、必要な集客方法が明確になり、効果的な施策を打つことができます。
- 開店することを知らない人
→オープン情報の告知が必要
- どんな店が開店するか知っている人
→SNS、近所の住民などの相互流入
- 来店までにあと一押しが必要な人
→Webサイト・SNSなどで来店につなげる

飲食店の移転なら、お店のことを認知されているお客さまが多いでしょうが、初めての土地で飲食店を営業されるなら、潜在的なお客さまに向けて情報を告知していきましょう。
一番の目的は「来店」につなげることです。
動機形成済みのお客さまは、SNSなどでお店のことをすでに知っている方です。
SNSや近所の住民など、開店されるお店にとても興味がある方が来店につながる一番のお客さまでしょう。
そのようなお客さまが求めている情報は、
- お店の情報(場所・予約方法・連絡先・最新の営業日など)
- 行きたいと思わせる何か(なんか良さそう、楽しそう)
このように、店舗情報を再確認し、情報共有することが主な行動です。
SNSでは店舗情報がどこに掲載されているか分かりにくいため、パッと理解できる普遍的な情報をWebサイトで公開していることが望ましいです。
また、潜在的なお客さまへの情報公開も大切です。
もし、認知されていないなとお考えでしたら、開店前にペライチで良いので、店舗名・オープン日・WebにつなげるQRコードが書かれた店舗紹介ポスターを1枚ドアの前に貼っておくと効果的です。
筆者が架空の開店ポスターを簡単に作ってみました。
このようなポスターがあるだけで認知に差が出てきます。

お店の前に1枚貼ってあればgood。
こんなチラシポスターはAdobe Express で簡単に作れます。
ご紹介するデザイン制作ツールは、制作に慣れていない方でも簡単に使えるように設計されたツールです。
無料で使えるものを中心にご紹介していきますね。
【第1位】SNS(Instagram)

重要度
開店前には必ずインスタグラムのアカウントを作成しましょう。
インスタグラムは拡散性が高く、知らないお客さまからリピーターまでカバーすることができます。
投稿する情報は、お店の「今の状況」が良いです。
例えば、改装工事の進行状況や、入荷した商品・お酒・食べ物、営業日などが挙げられます。定番・人気メニューはお客さまが投稿することがあるため、新しい情報に重点を置いて投稿しましょう。
TwitterやFacebook、TikTokなど他のSNSサービスを併用しても良いですが、スタッフが少人数の場合は、運用作業コストを考えて、1つのSNSに絞ることをおすすめします。
Instagramだけでも効果は絶大です。
そのため、本記事では、Squareとの親和性が高く情報の拡散性が高いことから、「Instagram」を選択することをおすすめします。
【第2位】店舗前のポスター1枚

重要度
お店のことを知らない、潜在的なお客さまに向けた施策です。
まず、最初にお客さまになってもらいやすいのは、住民や近くで働く人です。
開店前・改装中にポスターを1枚作成しお店ドアなどに貼って、お店のことを知ってもらいましょう。
ポスターに掲載する内容は、店舗名と業態、いつオープンするか+WebサイトにつなげるQRコードです。
ポスターに情報を詰め込みすぎると、伝えたいことがぼやけるので必要最低限の内容で問題ありません。
お店のコンセプトや紹介文はWebサイトに載せましょう。
誘導イメージは、
「ポスターを見てQRコードを読みとる」→「Webサイトを見る」→「インスタを見る」→「行ってみたいと思う」→「友達に共有」→「来店」
お客様にQRコードを読み取ってもらうことは、印象に残りやすいアクションの一つです。
このようなオープニングポスターなどは、Adobe Express(アドビエキスプレス)という無料のデザイン制作ツールを使うと簡単につくることができます。
ここから無料登録できます
Adobe Express(アドビエキスプレス)公式サイト【第3位】簡単なWebサイト

重要度
多くの飲食店では、SNSを中心に集客を行っていることが多いため、Webサイトの必要性に疑問を抱く方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、Webサイトは「行こうか迷うお客さまへの一押し」として、お店にとって大切な役割を果たします。
来店を考えるお客さまは、再度店舗情報を確認することが多いです。
Webサイトを持っていない場合、営業日や場所などがわからない場合があり、その結果、他のお店を検討することもあるかもしれません。
また、他の飲食店とは異なる特徴的なWebサイトを作成することで、お客さまに「行きたいと思わせる何か」を提供することができます。その結果、お客さまの来店につながることが期待できます。
お客さまは初めて行くお店に興味を持ちつつ、様々な悩みも抱えています。
- 一人でも大丈夫?(カウンターがある?店の雰囲気は?食べ物のポーションは?)
- グループでも問題ない?(カウンターだけかな?五人は話しづらいかな)
- 子連れでも楽しめる?(食べ物のシェア、子供用の食器など)
Webサイトには来店時のイメージが伝わるような情報を載せることが大切です。ポスターでは伝えきれない詳細な情報を掲載しておきましょう。
すべてのお客さまを受け入れる必要はありません。店舗の方針に合わせて受け入れることができる範囲を決めておくと良いでしょう。
Webサイト作成は大変な作業に思えますが、今ではドラッグ&ドロップで簡単に作成できるサービスもあります。無料で作成できるので、是非活用してみましょう。

筆者のおすすめはSquare(スクエア)というキャッシュレス決済サービス会社が提供している無料サイト制作ツールです。
スクエアの無料アカウントを作っておくことで、Webサイトを簡単につくることができますよ。
Webサイトの他に、予約管理やスタッフさんの勤怠管理、ネットショップなども無料で利用することができます。
無料のWebサイト制作ツールは他にもたくさんありますが、スクエアの魅力はInstagramやGoogleマイビジネスとの相性の良さです。
これにより、集客の幅が広がり、効果的な広報活動が可能となります。
また、将来的にはネットショップの開始や持ち帰り予約の受付などの拡張も容易です。Squareは、開業前から将来性を見据えたサービスの導入に最適なツールです。
【第4位】Googleビジネスプロフィール

重要度
Googleビジネスプロフィール(旧:Googleマイビジネス)は、店舗の情報を登録することで、ユーザーがGoogle検索やマップを利用した時に店舗情報が表示できる無料のツールです。
Googleビジネスプロフィールに登録しておくと、
- 正しい店舗情報を公開できる
- 投稿・口コミでお客さまと交流ができる
- 分析データをもとに様々な施策が打てる
- スクエアと連携して予約機能を追加できる
このようなメリットがあります。
食べログなどグルメサイト離れもありますし、全てのグルメサイトをカバーするのは困難です。
口コミなどのお客さまとの交流は、InstagramとGoogleビジネスプロフィールを中心に口コミやお客様との交流を増やすことが、作業コストを抑えながら運用するうえで有効です。
また、前述のSquare(スクエア)は、予約機能も無料で利用可能で、Googleビジネスプロフィールとも連携ができます。


ネット予約を導入するには高額な費用が必要と思われるかもしれませんが、現在は無料で利用できる予約機能が多数あります。
Googleビジネスプロフィールと連携して利用することで、作業コストを抑えながら効果的に予約管理ができます。
【第5位】名刺

重要度
名刺を配ることも一つの手ですが、オーナーの名刺を用意して、近隣のお店に挨拶に行く方法もあります。挨拶したお店によっては、名刺を入り口に置いてくれるところもあるので、お客さんを紹介してもらえることもあります。
オーナーの名刺には、以下の情報が必要です。
- 店主の名前
- 店舗名
- 住所、連絡先、営業時間
- WebにつなげるQRコード
名刺作りには、無料のデザインツールであるAdobe Expressを使うと、簡単にカスタマイズした名刺を作ることができます。
ここから無料登録できます
Adobe Express(アドビエキスプレス)公式サイトまとめ
ここまで、飲食店オーナー様向けに開店前にやっておくべき集客方法をご紹介しました。
- SNS(Instagram)
- 店舗前のポスター1枚
- 簡単なWebサイト
- Googleマイビジネス
- 名刺
開店準備で大変だと思いますが、SNS、店舗前のポスターとWebサイトだけでも作っておくと集客効果が期待できます!
ただ、注意点としては、ツールを導入するだけでなく、運用にもコストがかかるということです。特にSNSを活用する場合は、定期的な投稿やフォロワーとのコミュニケーションが必要になります。
また、WebサイトやGoogleマイビジネスの情報は最新に保つことが重要です。定期的に情報の更新を行い、お客様に正確な情報を提供するようにしましょう。
それでも、今回ご紹介したツールを使って開店前からしっかりと集客準備を行うことで、開店後も多くのお客様に訪れていただけるようになるでしょう。
今回ご紹介したツールは全て無料で利用できますから、気になったものがありましたらお気軽にご利用くださいね。
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Adobe Express(アドビエキスプレス)公式サイト

